タイガージョーの剣(Only you -リ・クルス-)


刀身部分を試行します
3/4(Tue) 0:46 ふぇりお
 前回の問題点と挙げていきますと、

 1 刀身が曲がる(キャストの収縮)
 2 張り合わせた刀身が合わない(原型の精度不足)
 3 振ったときの感触が頼りない(芯材の強度不足)

 などがありました。

 今回はこの辺を重点的に修正していきたいと思います。
 
 第一に、キャストの収縮は異なるパーツを接着剤で張り合わせ、しかも収縮率の違うアルミ板を一緒に埋め込んでしまったのは失敗でした。
 今回は半面型を成型中に貼り合わせて一体型とし、金属芯はキャストと分離するようにメンソレータムを離型剤代わりに事前に塗っておきます。
 
 第二に、このシリコン型は数年前に作成したせいか、原型の作りこみが甘く、出来上がりが微妙に曲がっていました。
 このため、両面で張り合わせると端部か途中が微妙に合わないという結果になり、せめてどちらかに合わせる必要がありました。
 ところが、幸か不幸か、前回型取りした際に補強用に覆った石膏が、倒れた拍子に割れてしまいました。
 石膏系で長持ちさせるなら、麻等の混合が必要なわけですが、今回まあいいやと手抜いたのがまずかったですね(汗)
 そこで、片面成型後、石膏の割れ面からシリコン型を微妙に曲げて片側に合わせることにしました。
 意外と両面が揃うと、成型品の曲がりは気にならない範囲になりましたので、かなり修正が楽になりました。

 最後に前回の芯材だったアルミ板から6mm径のステンレスパイプに変更し、強度アップを図ることにしました。

 成型方法は前回と同じキャストの注型ですが、手作業で微妙に修正したり、硬化中に位置をずらしたり、精度もへったくれもないですね(汗)

 まあ完成品がうまくいけば、終わり良ければ~なんですけれど(笑)

 あ、グリップ付近もパテ盛りの方を少し進めました。追加部がわかりやすいようにまた硬化剤の色を変えています。
盛って削って
3/4(Tue) 23:53 ふぇりお
 そして部屋が白くなる・・・と(笑)

 グリップ部分は、昨日ポリパテを盛った箇所をやすりがけします。
 1回ごとに硬化剤の色を変えたので、プラサフの色も混じって得体の知れないマーブル模様になっています(笑)

 それにしても木材の選択は失敗でしたね。
 水研ぎできないので、部屋中に粉が舞い散っています。
 そのため現在、部屋でテキスト書いているだけなのに、作業時に使用したガスマスクが取れない状況です(苦笑)

 刀身部分は明かりに透かしたところ、結構な大きさの気泡が混じっていたので、ポリパテによる気泡埋めに入っています。

 少量の穴なら作業時間の短縮も考慮してアルテコを使用するんですが、いかんせん穴が大きすぎてコスト面から断念しました。

 流動性を良くするため、比較的柔らかめに混合したんですが、そのせいかなかなか硬化せず、今日は盛っただけで作業終了となりました。

 ちなみに写真中央は今回使用したシリコン型と周辺補強用の石膏外型です。
 みごとにばらばらに壊れてますね(苦笑)
昨日と変わらず
3/5(Wed) 23:50 ふぇりお
 相変わらず盛って削っての連続です。
 仕事帰ってから盛って削って盛って削ってサフ吹いてでちょうど1日分と言ったところですね。
 ただし、これだと就寝間際に写真を撮ってアップすると、同じ写真が延々と・・・になってしまいます(笑)

 ちょっと考えないといけませんね。
昨日はひどい雨でしたね
3/8(Sat) 1:18 ふぇりお
 おかげでサフ吹きとかできませんでした。
 作業自体はやっていたんですが、進捗もはかばかしくなかったので、アップも今日に持ち越してみたり(笑)

 そんなわけで昨日分との作業もまとめて説明します。

 グリップ部分は上半分はようやく形になってきました。
 修正箇所の鉛筆書きがぼちぼち減ってきましたしね(笑)
 刀身部分も気泡関係は一通り終わったので、端部の書けた部分の補修に入ります。
 周辺くまなく盛っていったら、持つところがなくなって苦労しました。
 結局乾燥は埋め込んだステンレスパイプ部を棚に差し込んで固定乾燥させてましたね。

 今日はグリップ部の上半分の仕上げ加工に入ります。
 ベルト状に切った紙やすりで乾布摩擦状態で曲面を一気に仕上げていきます。
 同時に刀身部分もバランスを見ながら、ある程度直線に見えるように成型します。
 最後に両方ともサフを吹いて終了っと。

 そういえば今日、手を抜いて玄関でサフ拭いてたら、隣家の人に見つかってしまいました(汗)

 ・・・ま、いいか(←良くない)

BACK  ■ NEXT