今日は一番面倒くさい肩パーツを作っていました。
このパーツなんですが、単体で一番大きく一番曲面が厳しいという合皮貼りしにくいことこの上ないパーツだったので、いままで先送りにしていたんですね。
ですが、さすがにそうも言ってられなくなったのと、合皮の残量が怪しくなってきたので、その辺をはっきりさせないと落ち着かないというのもあって手をつけました。(最悪、軽装型しかできないって可能性もありましたしね(汗))
始めに8枚組みで作ったウレタン部の形状の齟齬から中心に空いた穴をふさぎます。
いびつな形状のため、ぴったりのパーツを削り出すのがめんどいので、適当なウレタンの切れっぱしを強引に埋めるように接着、表面に合わせてカッターで削いで塞ぎました。
なんかウレタンなのにパテのような使い方です(笑)
次に合皮の貼りこみですが、可能な限り切込みを入れない方針で1枚で貼りこみたかったんですが、ワンウェイの合皮の伸びと残量から半面づつ貼りこむ形式になりました。
結果的にやはり合皮が十分に伸びず、さらに上面に切りこみを入れて対応することになったので結果オーライといったところです。
今回、特に切り込みに気を使うパーツだったんですが、自分なりに良い方法を見つけたので、その辺を試してみました。
切りこむ側の半面の貼りつけ後、切断するラインに合わせてマスキングテープを貼り、それをガイドラインに切断します。
で、もう半面も接着後、数ミリ残して合皮の余りを切断しマスキングテープの幅を見つつ、切断面を合わせて切っていく方式です。
(写真があった方が見やすかったですね)
この方式だと事前に切断のラインが分かるので綺麗に仕上げられるのと、じっくり見ながら切っていくので、失敗に早めに気づきやすいというのがあります。
初期の失敗なら瞬着で十分対応できますので、良いことずくめのようですが、反面時間がかかりすぎるのが欠点ですね。
とりあえず多少の習熟が必要なので、もし参考にされる方がいれば、なにかで練習してからやることをお勧めします。
そんなこんなである程度の形ができたので、今日は終了です。
ウレタンも微妙に凸凹ですし、切断面もそれほど綺麗ではありませんが、合皮の灰色系の迷彩色が功を奏して、あまり目立たない形になりました(笑)
この辺は今後習熟したい分野ですね。
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