黒(DARKER THAN BLACK ~黒の契約者~)


少し腑抜けてました(汗)
2007年5月14日(月) 0:21
謙信の修羅場が終わってからしばらく燃え尽きていまして、仕事が忙しいことと相まって造形しない日々が続いてました。
ようやく回復してきたので、夏コミに向けて製作再開とします。

で、本来なら黄金騎士を夏コミ&WFに~と行きたいところですが、冷静に考えて今の製作ペースを上げて完成させたとしても炎天下の着用を考えれば地獄を見るのは明らかで・・・(汗)
では冬コミ指定にして、夏コミまでのんびりすれば、現状の製作ペースでは後半の修羅場も回避不可能と思われます(笑)
というわけで、現状ペースで黄金騎士も製作しつつ、夏コミ用に軽めの物を製作しようかと。

とはいえ謙信の補足説明も残っていますし、黄金騎士の製作もあるなかですので、こちらの製作ペースもかなりのんびりとなる予定です。

まあ夏コミまで3ヶ月ですし、同時進行になるので、軽めといってもこのぐらいから始めておかないと間に合いませんしね(笑)

というわけで見てる番組&ゲームからつらつらと考えてみます・・・。

らき☆すた&藍蘭島&瀬戸の花嫁&ハヤテのごとくは面白いけれどやれるキャラがいないので問題外、と。
エマ&彩雲国とかは個人でやるより合わせ向き・・・かな?どっちにしてもやれるキャラがいませんし(笑)
電王は話が面白いんですが、特撮4連チャン&軽めとは程遠いのでパス、と。
グレンラガンは面白いけれどやれるキャラが(以下略(笑)ロボならできるけど軽めとは(以下略

ゲームだと最近やっているのは、ネトゲはもっぱらモンスターハンター2で(FF11は時間取られすぎるので止めました)
それ以外だと戦国ランスぐらい・・・かな?
モンハンはいつかやってみたい気もしますが、とりあえずでかい武器前提だと夏コミ向けとは言い難いので駄目。
戦国ランスはもう作ったので・・・。

というわけでネタは「DARKER THAN BLACK ~黒の契約者~ 」より黒をやります。
ギミックや意匠にもそそられましたが、話の方でようやくキャラクターが見えてきてモチベーションが上がったのが大きいですね。
ギミックと話だけならリリカルなのはStrikersも候補でしたが、こちらはやれるキャラが存在しませんので断念、と。

・・・いやロングコートスキーだからでは・・・ない・・・と思います、多分(笑)

そんなわけでまずは仮面作りから。
劇中の仮面は鼻部分が盛り上がってないのっぺりした仮面なので、工事用のヘルメットを原型とすることにしました。
そのため普段とは逆に型紙で形状を決めてそれに合わせて原型を加工する形でなく、まずヘルメットの曲面を型紙に写し取り、それをベースに面の形状を決めました。

次に工作用紙の型紙から外側の線を決めて工事用ヘルメットを切断します。
リューターで延々と切ってようやく切り出しました。
とはいえ、この段階でかなり余裕を持って切っていますので、この後本切りに入りたいと思います。

本切りの前に 
  2007年5月16日(水) 1:35
切り出したヘルメットを見ていましたが、もともと頭のサイズよりも緩衝材が入る分大きめなので、縁を切った後も曲面の大きさが気にかかりました。

そこでガスコンロで熱加工してやや横方向を狭くしてみました。
と簡単にいっていますが、普段はウレタン熱加工時に原型として押し付けても変形しないぐらいの強度と耐熱性を持った素材ですから、加工には少々手間取りました。
いつものウレタンぐらいの熱量ではびくともしないので縁が焦げるほどの熱量を加えて、ひしゃげない程度に力を加えつつ変形させました。
ちなみにこの辺の余地も兼ねて大きめに切っておくと、あとあと便利ですね。

出来上がったものが写真左側になります。
元の切り口との差の分、狭くなったのが分かるかと思います。
最後に切り出し時の目安になるように中心線を入れます。
マジックで直接書くと色が染み込んでなかなか取れませんし、今回は白の仮面ということで、スコッチテープを事前に貼ってその上からラインを引いてあります。

本切り終了^^ 
  2007年5月18日(金) 0:43
左の型紙から半分だけラインを写し取ってから、センターを中心に工作用紙を定規替わりに当てつつ反対側に寸法を写し取って左右対称にします。
その後、ラインに沿ってリューターで削り落として外形が完成です。
この段階で型紙と比較してずいぶん細面になったのがわかるかと(笑)

次は表面のキズをやすりがけして落とします。

模様書き&彫りです。 
2007年5月21日(月) 1:26
写真左より
表面を400番から1000番までの紙やすりで磨いて表面の汚れを一皮剥きます。
次に型紙を見つつ、顔のパーツを書き込んで実際に着用しつつバランスを見ます。

ちなみに被った絵だと下あごは尖っていますが、外したイラストでは楕円状でした。
どちらのバランスで~と思いましたが、着用者のあごはそんなに尖っていませんし(笑)中身がはみ出さないようにと外した時を前提に丸めました。
表情もアングルによって怒っているようにも笑っているようにも見えるので、その辺の微妙な表情に配慮しました。

写真右
出来上がった絵から目のラインを片方工作用紙に転記します。(写真左上)
配分を見ながら転記した工作用紙で反対側の目に書き写すことで、目のラインがほぼ左右均等になりました。

ちなみに現在の資料はTVの画像とコレだけです(写真左下:ニュータイプの設定資料集とOPシングルの特典のみ)
全体に資料が小さいのが悩みどころですが、あとはTVで補完すればなんとかなる・・・かな?

次に転記したラインに沿って目に穴を開けます(写真右上)
電動ドリルで小さい穴を開けつつ、徐々に穴を大きくして中を貫通します。

大雑把な穴が開いたら、あとはひたすらやすりがけです(写真右上)
ちょっとしたこだわりとして、上まぶたにあたる箇所は軽く面取りする程度に。下まぶたにあたる箇所は角を削りこんで上まぶたが被っているようなラインにします。
この方が斜めから見た角度でまぶたの切れ込んだ様子が見れるので多少の凹凸が出てよいかな、と。
効果の程は完成してみないと分かりませんけどね(笑)

明日は一旦ラインを消して塗装作業です。


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