上杉謙信(戦国ランス)


製作再開です。 
2007年8月1日(水) 1:58
  
仕事が一段楽したので、造形も再開できそうです。
もっとも製作というより修理ですが・・・(汗)

以前作った戦国ランスの上杉謙信の鎧が破損していたので、ワンフェスに向けて修繕します。

問題箇所は白い合皮部分でして、昔ラーゼフォンを作ったころの合皮の残りを利用したんですが、購入したのが5年前の生地ということもあって引っ張りの負荷に表皮が耐えられず全面にひび割れが生じてしまいました。(写真右上)

しかも放っておけば、ひび割れは進行する一方でとうとう全部のパーツにひび割れが出来た時点で合皮の張替えを行うことにしました(汗)

まずは各パーツの分解です。
装飾パーツはそのまま使えるので外します(写真左下)
次に表皮部分の合皮を剥がします。
剥がしてみれば縁部分以外は意外と固定されていなく、スムーズに剥がせました。(写真右下)
新規の合皮は購入済ですので、明日は貼り込みに入りたいと思います。

ワンフェスまで・・・あと1週間!? 
2007年8月5日(日) 2:12
 
WFで上杉謙信を出すべく修理~と思っていましたが、よくよく考えてみたら5月に出したときは暫定版もいいところだったことに気づいてちょっと焦りだした今日この頃です(汗)

しかも自分用のDARKERの黒も修正項目あったんだっけ・・・。と、とりあえず明日も頑張ろう~ということで(笑)

まずは上杉謙信から。
前回出したときの長刀はグレネーダーの時の刀をそのまま使用したものでした。
柄の装飾が日本刀らしくなかったので、まずはその辺の修正から。
元の柄を参考に再度型紙を作り直します。
長刀が構えやすいように、今回は少しだけ柄を長くしています。
もともと通常サイズの日本刀よりは長くしているので、あくまでこころもち程度ですが(写真左、左下参照)

あとは刀身を埋め込んで長さを短くしている関係上、若干太めの柄となります。
ウレタンで箱組みした後、握りにくくならないようにカッターでサイドを削ったり、アイロンで角を丸めたり、紙やすりで境界を均したりして、なるべく持ちやすい柄にします。(写真左、写真右下参照)
最後に鮫皮の替わりにメタリックブルーのエナメル合皮を貼ります。
表面が凸凹していて、もう少し加工が必要だった様子が分かりますね(汗)
まあ紐をかけたらそこまで見えないだろうと思い、妥協しました。

んで写真右より

柄の型紙は4分の1をライン決めてから、左右上下に写し取って形にします。(写真上)
次に柄に付く滑り止めの金物も製作します。
といってもちょうど昔分解した日本刀のパーツがあったので、それを再利用してみます。
今回は色味が合わないので、上から合皮を貼って色合いを調整してみました。

最後にこれらを固定したあと、柄巻き紐を巻きつけていて完成です。(写真左より写真左上)
とはいえまだ末端の処理も終わっていませんし、完成とは言いがたいかもですね。

謙信の刀完成^^ 
2007年8月8日(水) 0:13
 
柄の紐巻きまで終わっていたので、あとは鍔周りの作成と柄の先端をウレタンで作って完成です。
使用したのは牙狼で使う予定の金合皮ですが、使い勝手が良いのでついちょこちょこ使ってしまうのが困りモノです。
・・・肝心な時に不足しないといいけど(汗)

鞘は使用頻度を考えてそのまま使用することに。
移動時の持ち運びを考えたらベルトが付いているぐらいでちょうど良いですしね。

あとは胴体の組上げと鎧全部の縁周りの塗装です。
残り4日ですが、仕事の立て込み具合を考慮すればぎりぎり・・・間に合いそうですね。

謙信はこんな按配です。 
2007年8月11日(土) 1:36
胴鎧は合皮貼りが終了して組上げの途中です。
前回は横着して全部瞬着で止めていたため、変形に対して生地が剥がれてしまいましたが、今度はウレタンを裏打ちして強度を確保しているので安心です。

あとは各部鎧の縁ラインが設定で見るとやや青っぽいので縁周りをコピックで着色してみました。
塗りムラの問題が若干ありましたが、手軽に着色できて色数豊富という点では意外と使えますね。
写真では青が飛んでしまってあまり見えませんが、もう少し青っぽい色合いになっています。

さて、明日はワンフェスの支度と組上げでばたばたですので、更新は月曜日以降になると思います。

では皆様会場でお会いしたらよろしくお願いします^^


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