衛宮切嗣(Fate/Zero)


グリップ&箱製作中^^ 
2008年3月23日(日) 1:15
写真左
グリップは更に手のひら側の中心を盛り付けて、反対に小指側の手のひらがあたる部分を削り込んでいます(写真右下)
この段階でほぼ決定したので、瓶入りサーフェイサーを一度筆塗りして細かいキズを埋めます。

写真右
木工用ボンドが固まったらまずはカンナで角をざっと落としてから、紙やすりで表面を一通り磨きます。
木目シートの粘着力を高めるためと角を綺麗に落とすためですね。(写真左上)
出来上がった状態が写真中央です。銃との位置関係は写真中央下のように考えています。
ちょうど家にあったダミーカートと本来使用するカートリッジとを収めたいのですが、両者が並ぶのはおかしいので、何らかの対処をする必要がありますね。
金具は食器用の箱の物を再利用します。
金具自体はマイナスドライバーで簡単にもぎ取れたのですが、固定用に角が曲げてあったのでその辺を補修します。
あとは位置あわせ用に箱にしるしを付けたり、木目シートの粘着具合を確認したりですね(写真右下)
次からは木目シートの貼りこみに入ります。

コンテンダー&ガンケース完成~^^ 
2008年3月23日(日) 22:51
この週末で両方とも完成しました^^
まずはガンケースの方から。

写真左
まずは木目シートを貼りこみます。(写真左)
大体の形状で切り抜いてから裏紙を剥がして貼るだけです。
気泡やゴミが入らないようにすることと、剥がすと木が若干持っていかれるので貼り直しが汚くなることから一発勝負になることが注意する点ですね。
巻き込み部分は多少余地を残して切込みを入れます。
いつものウレタン合皮で伸びない合皮を使用しているときと同じ感覚ですね(笑)
貼りこんだ状態が写真中央です。
遠目では結構それっぽく見えるのでかなり満足です。
さすがに触るとバレますが写真上では十分かと(笑)

次に蝶番部分は強度がかかるので、補強材を入れます。
写真中央下の補強材を入れて木工用ボンドで接着し、上から木目シートを貼って隠します。
次に金具の固定です。
再利用する金具は先端が曲がっている&丸まっているので、ペンチで直した後、リューターで削って尖らせ直します。
最後にそれらを固定するためにバイスとペンチで箱に押し込んで固定します(写真右上)
とはいえ蝶番部分をこれでやったのは失敗でした(汗)
2個の蝶番の軸を合わせつつ綺麗に押し込むのは手作業では難しく、また押し込む力加減にも難があるためうまく軸を合わせられませんでした。
そのため蝶番は再利用できず、見直しとなっています。

写真中央
次にグリップの作成です。溶きパテを塗った後、さらに800番まで磨きつつ親指周り等で最後の調整を行います。
この磨き作業の際は写真左下のスプレー缶のキャップが役に立ちました。
これに耐水ペーパーを巻いてやすりがけをするわけですが、ある程度きっちりした曲面を出しつつ、押しつぶすことで微妙な曲率の変更ができるので意外と重宝しましたね。
その後サフ吹きをしたのが、昨日までの話で、今日は木目塗装を行いました。
いままではサフ吹き、黒で木目書き、最後にクリアブラウンを混色してエアブラシ塗装の手順でやっていましたが、ちょっと今回は見直すことにしました。
というのも今回は銃把が胡桃材(ウォールナット)との指定があったので、この辺を色味で綺麗に表現できないかと思いまして。
で、思いついたのが「木を表現するんだから、木用の塗料を使えば良いのでは?」と思い立ち、水性のウレタンニスを使用することにしました。
この手のやつはいろいろな樹種の表現があるのでその中からウォ-ルナット風のを選択して、利用しています。
最初塗ったときはずいぶん黄色味が強くて、バナナの如き色彩に大丈夫かなと思ったものですが、20回、30回と重ね塗りをしていくうちにちゃんと茶色くなってくれて安心しました(笑)
写真中央上はその試験ピースになります。
余ったストックのパーツにサフを吹いていろいろなパターンでニスを塗って色合いを見たところ、下に白木の色を乗せてからのほうが発色が良かったので、まずはエアブラシで基本色を塗装(写真右上)、木目は黒だとどぎついのでこげ茶色で表現し、最後に水性ニスを重ね塗りする形式となりました。

木目模様は基本ドライブラシで行います。
筆先を短く切ったドライブラシ用筆を作って、いきなり塗るのはリスクが高いので工作用紙にグリップのアウトラインを書いて練習します。
練習の結果、グリップは基本縦方向、フォアグリップは横方向に木目を入れることにして作業開始です。
いろいろ難しいものがありますが、とりあえず良しとした状態が写真右下です。
なかなか納得できる木目を入れるというのは難しいですが、これ以上深追いするとかえって汚くなるかな~と思い、この辺で留めておきました。

最後のニス塗り後は完成写真にて御確認ください(笑)

写真右
次にガンケースの内装に入ります。
内装は布張りなので写真左の起毛生地を使用します。
蓋側はシンプル&薄くても良いので、厚紙に直接布を巻いて済ませます。
工作用紙より大きいので、紙の調達に難儀しましたが、購入時の銃の箱がちょうど良かったので再利用します
今回は既製品のパーツ流用が多かったですが、まさか箱まで使えるとは思いませんでした(笑)
裏まで木工用ボンドで止めてまとめて接着すれば終了です。

次に銃を入れる側ですが、こちらは現物あわせなので注意です。
布を貼りこむごとに厚みが微妙に変わるので一つごとに見直しつつ緩衝材のウレタンに生地を貼りこんでいきました。
この辺もいつもやっていることと変わらないので、楽に出来ました(苦笑)

最後に蝶番の固定時に木ネジが飛び出さないように厚みを足す補助材を固定したり、ガスガン用のカートリッジを隠す用に昔のガンケースの手入れ道具入れっぽい蓋を自作したりして完成です。

完成品は後ほどアップします。

完成品はこのようになります。 
2008年3月23日(日) 23:28
写真左側
ケース閉じ状態、開き状態になります。
蓋面の裏についている突起は銃弾と銃本体を閉じた時に保持するためのものです。
小物入れ蓋部分は突起が付いているので、そこで保持されるため必要ありません。
ウレタンの固定箇所はフォアグリップとグリップ側の2箇所のみで。
サイト周りとトリガー周りを圧迫するのは良くないでしょうし、あまりキッチリ覆ってしまうと取り出しにくくて仕方ないですしね(笑)

写真右側
ケース拡大図、銃本体の写真です。
ケースには劇中での使用弾丸であるライフル弾を。同時に本来の使用カートリッジをケースごと収めてあります。
ライフル弾は本文中だと12発が入っていますが、たまたま持っていたダミーカートが3発だけだったので、それに合わせて内装を凹ませました。
撮影の小道具なら1発あれば十分ですし、ネタのためにあと9発(ないし2段に収めてたとして3発)を買い足す気にはなりませんしね。
小物入れ風の蓋は古式銃のガンケース等に見られる手入れ道具入れからヒントを得て、付けてみました。
生地で蓋をする方法もありましたが、切れ目が不自然になりますし、ちょっとした見た目のアクセントにも良さそうだったので。
ちなみに蓋はプラ板に木目シートを貼っただけで取っ手部分は木製ビーズを削って付けただけです。

銃本体は木目塗装が終わったのを組み付けただけなので、特に無しです。
とはいえこうして苦労して完成した作品を弄っていると、満足感と同時に使用してみたい欲求が沸いてきますね。
分かりやすく言えば「切嗣コスやりたいな~」ってことで(笑)
牙狼の修正が終わったら夏用に手をつけてみようかなとも思いますね。

さて、これで息抜きの楽しい造形も終わりです。
ちょうど年度末で忙しいので、4月まではログまとめと4月末に行われる牙狼撮影会に向けての準備作業に入りたいと思います。

ドリパ用衣装製作^^ 
  2008年4月30日(水) 20:10
というわけで残り3日で衣装製作入れてみました(汗)
ネタは「Fate/Zero」の衛宮切嗣で。
コンテンダーは出来ていますし、シャツはユニクロで調達したし、ネクタイはビックオー時のネクタイを分解して再使用、スラックスはDARKERの黒で使った物で大丈夫なので、コートとジャケットと令呪のみの製作です。

昨日の時点で型紙をあらかた引いてみました。
まず細身のスーツをベースにラインを写し取って型紙を製作します(写真左)
これにコート用に裾を延長して、大体の形状を決めます。
袖は動作の自由度を確保するため、DARKERの黒の型紙を再使用します。

この時点でDARKERと同じく、真夏の使用までを視野に入れていたんですが、そうなると「なにもわざわざコートとジャケット両方着込むことないんじゃないかな・・・(汗)」と思いまして。
どうせコートを脱ぐことはありませんし、ジャケットの前面だけ作ってコートと一体化させることにしました(笑)
出来上がったのが、写真右の状態です。
この時点でほぼ良いかな~と思ったのですが、設定画との整合をもう少し詰めたくなったので、今日一日かけて修正します。
せっかく作るのなら既製品にはないこだわりも入れたいですしね(笑)


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