手縫い箇所が残っていたり、肩部分が乗せただけ等ありますが、とりあえずコートはほぼ完成しました。
はじめはあと袖付け、裾付けするぐらい～と思っていたんですが、そこでトラブル発生しまして・・・

当初の試作の時点では多少ゆとりを作ってベルトで締める形式だったんですが、本番の生地を使用したところ、生地の厚さに模様の追加も加わり、ベルトで締めた時点ですごく不自然な皺が寄ってしまいました(汗)

かといってベルトを緩めれば寸胴体型になること必至でしたので、結局背中と脇の型紙を全面改訂しました。
おかげで自然にウェストが絞れるラインになりましたが、一時はどうなることかと思いましたね(笑）

また、裾パーツはファスナーによる取り外し可能な形式としています。(写真右中央）
理由は裾の長い衣装なので使っていくうちに裾が汚れることを想定して洗濯しやすくするため。
もう一つは持ち運び時の折畳みの際、あまり不自然な皺がつかないようにしたためです。
裾と肩パーツは同じ理由で分割できるようにしてあります。

あと左の写真では女性用ボディに着せているので、実際にはもう少しいかつくなる予定です。

胸パーツその１の原型がだいぶ進みました。
カットソウで溝を彫りつつ、彫刻等とデザインナイフでモールドを彫りこんでいくんですが、なにか骨っぽいというか虫っぽいというか・・・。
とりあえず彫っている間に一部パテが取れた箇所とかがあったので、もいっかいパテ盛りしつつ、台座替わりにプラスチックビーズを半分削って取り付けました。
最後にモールド全体を丸くするため、溶きパテを塗って今日は終了です。

と、同時進行で胸パーツその２にも手を付けてみました。(写真右上）
こちらはまだまだかかりそうです。

あとはジャケット用のベルトにちょうど良い四角カンが地元でなかったので、似たパーツから一部金属をカッターで切除しました。
これは後ほどプライマー吹いて塗装～ということで。